歯を失ったときの選択肢は?

歯を失ったけれど、そのままにしてしまっている……ということはありませんか? 特に奥歯などで目立たない場合に、放置しているという方がおられます。しかし歯を失うということは、見た目だけの問題ではありません。

歯を失ってしまうと、空いたスペースに隣の歯が移動したり、咬み合う歯が伸びてきたりすることで、結果として咬み合わせが乱れてしまうことがあります。咬み合わせの乱れは、食べ物がしっかり咬めなくなるだけでなく、顎のゆがみ、ひいては顔や全身のゆがみへとつながってしまうことも。たった1本の歯がなくなることで、健康に大きなダメージが生まれてしまうことがあるのです。

歯を失ったら、できるだけ早く適切な治療によって咬む機能を回復させることが大切です。当クリニックでは、一人ひとりの患者さんに適した治療法をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。

入れ歯・ブリッジ・インプラントの特徴

  入れ歯 ブリッジ インプラント
しくみ
見た目
咬む力
装着感

メインテナンスが大切です

インプラントや入れ歯などによって失った歯の機能を取り戻した後は、適切なメインテナンスでよい状態を維持していくことが大切になります。入れ歯の場合、どうしてもお口の中が不衛生になりがちになりますし、インプラントの場合、歯周病と同じ症状を持つ「インプラント周囲炎」を招き、最終的にはせっかく入れたインプラントが抜け落ちてしまう場合があります。

せっかく治療して手に入れた快適なお口の健康状態を維持するために、定期検診によるプロケアとご自宅でのセルフケアをきちんと継続していくようにしましょう。

またタバコを吸われている方は、できれば禁煙されることをおすすめします。なぜなら、タバコを吸っていると末梢血管が収縮し、お口の健康状態を悪化させてしまうからです。ヘビースモーカーの方だと、インプラント治療の成功率が低くなるというデータもあります。お口はもちろん、全身の健康のためにも、歯科治療を機に禁煙を検討されてはいかがでしょうか?

いわなが先生からの一言 ~歯を失ったら早めの対処を~

お口のバランスは、すべての歯が正しくそろうことによって成り立っています。そのため、1本の歯を失うだけでバランスが崩れ出し、ドミノのように次々と歯を失ってしまうことになります。咬める歯が減っていけば食事の楽しみも半減してしまうでしょう。

歯を失ってしまったら、できるだけ早く対処することが大切です。適切な治療でお口のバランスを回復し、ずっと食事が楽しめる健康なお口を維持していきましょう。

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